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2012年1月開始のブログ。

日々のことや読書記録等を書いていたら、この年100冊の本を読むに至り、翌年より年100冊読書に挑戦。

整理収納への思いやアドバイザー取得への挑戦、掃除ネタなど。

2015年9月からは読書記録にのみ利用。

【阿部 真紀】

1973年  3月青森県八戸市生まれ

1995年  3月東北大学経済学部卒

1995年  4月テクニカルビジネスサポート(株)入社

1995年12月(株)タイセー入社

                 採用・研修・社会保険・給与業務を担当

2002年 1月 結婚のため退職

                 11年間の専業主婦生活を経験

        配偶者の異動に伴い転居(山形→米沢→鶴岡→仙台→山形)

2013年 3月 応援屋を設立

2014年 1月 整理収納アドバイザー 1級取得

2015年 1月 ファイリングデザイナー2級取得

2015年 6月 ルームスタイリスト2級取得

2017年12月 応援屋廃業 

2018年 3月 配偶者の異動に伴い東京都新宿区へ転居

2015年4月開始の応援屋のブログ。

2017年12月の廃業以降は読書ネタ以外のあらゆるテーマで書いています(笑)

「応援屋」ではなくなりましたが、「整理収納アドバイザー」であることには変わりありません。

2016年より年末に百日捨行という超個人的な整理イベントをおこなっています。テーマ別「整理収納」より是非ご覧ください。

【私が応援屋を始めたわけ】

子供の頃から片づけが苦手でした。

「片づけなさい。でないと机の上のモノを全部捨てるよ」と親に言われ続けました。

でも、何をどこにどう片づけたらよいのかわかりませんでした。

教えてもらったことも、教えてもらおうとしたこともないと思います。

 

「片づけが苦手」というコンプレックスを抱えたまま大人になりました。

結婚後も、子供が産まれてからも、「どうにかしなければ」という思いとは裏腹に、

相変わらずのままでした。

 

『「超」整理法』野口悠紀雄(1993年、中公新書)

『「捨てる!」技術』辰巳渚(2000年、宝島社新書)

『ガラクタ捨てれば自分が見える』カレン・キングストン(2002年、小学館文庫)

発売直後にこれらの本を買っています。コンプレックスの表れです。

 

片づけの本や「2ちゃんねる掃除板」を読み漁る日々でした。

でもそれは、「できない」「ダメな自分」をクローズアップしていただけなのだと、今は思います。

 

片づけが苦手な家族が4人で暮らし、片づけるのは苦手な私1人。

賽の河原で石を積むような日々でした。

普通にやっても褒められることのない家事・育児。

外に出られる人は「自分個人」としての時間や評価が得られるから羨ましい。

毎日そんなことを考えていました。

 

 

2011年の秋に、以前勤務していた会社から「アルバイトをしないか」というお話を頂きました。

・・・働き始めたら、ますます家の中の収拾がつかなくなる・・・

外に出られる嬉しさと、時間が無くなることの危機感から、片づけしなきゃと本気で思いました。

本当に手を動かし始めたのは、この時からです。

 

残念ながらアルバイトの話は立ち消えになってしまいました。

でも、私の中の何かが変化し始めていたのだと思います。

「本来の自分の仕事(=家事)に専念しよう」

一所懸命に家事をするようになりました。

丁寧に暮らすことを心掛けているうちに、家事全般そして暮らしそのものが

ふとラクに楽しく感じられるようになってきました。

 

同時に「自分だってできるんだ」。

誇りと自信が生まれました。

 

 

大人なんだから、このぐらいできて当然。

できないのはだらしないから。

ダメな人間だから。

どうせ、やってもできっこない。

だって、子どもが小さいから。

 

どこかにそんな思いがありました。

 

でも、本当は違います。

 

子育ても含めた私の経験から言えることがあります。

練習したら少しずつ上達するし、褒められたら嬉しくて、もうちょっと練習しようって思える。

やればやるほど上手くなる。

それは、大人も子どもも一緒です。

 

片づけは、誰でも出来るようになります。

でも、片づけに悩んでいる方も数多くいらっしゃいます。

片づけを通して「あ、出来た♪」を広めていきたい。

「片づけの先生になる」そう決めて、40歳の誕生日の記念に応援屋を立ち上げました。

 

「あ、出来た♪」という気持ちを、「過去の私」みたいな方に体験していただきたい。

「変わりたい」でも「変われない」と悩んでいる方を「変われるよ!」と応援したい。

それが、応援屋の原点です。

 

 

私は今でも少しずつ出来ることを増やしています。

自分自身の小さな変化を愉しんでいます♪

 

【応援屋をやめた後のスタンス】

前述の「わたしが応援屋を始めたわけ」を読むと、

​創業当時の情熱を懐かしく思うと同時に

前のめりな姿勢に辟易とします。

5年弱の活動で気づいたのは、

無意識のうちに『片づけ「できない」「ダメな自分」をクローズアップ』するために

ワタシのセミナーを利用する人もいるというコトと、

ワタシのエネルギー(時間)をそのような人に注ぎたくないというワタシ自身の思い、

それから、

応援屋という存在を、『集客「できない」「ダメな自分」をクローズアップ』するために

またワタシ自身が利用してたという事実でした。

それで応援屋としての活動を辞めました。

(飽きっぽいという性質も大いにあります)

 

しかしながら整理収納のすばらしい面もたくさん知っていますので、

もっと肩の力を抜いてお伝えできればと思い、

ブログを続けています。

偶然ブログを目にしてくださった方が、

ご自分の意志で「ちょっとやってみよう」と思うきっかけになる”かも”しれない。

そして、ワタシはワタシ自身の暮らしを本当に大切にしていきたいなぁと

思っているのです。

世のため

人のため

誰かのためではなく、

ワタシのために。

 

 

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